私達の転機

更新日:1月11日

2021年、 

コロナ禍でザワザワしている

そんな頃、

タイミングを合わせたかのように、

私達二人して、

これから先長いお付き合いになるであろう

大病をしてしまいました。

ほとんどの時間を療養につかい、

お客様にも

不規則な営業日、営業時間になってしまい、

今もなお、

ご不便をお掛けしてしまっています。

きっとこの時間は、

自分達を見直すための

"時間の贈り物" と思い、

身体も、

心も、

食も、

生活も、

これからどう在りたいか、

どう生きていきたいか、

真剣に向き合うきっかけとなりました。


療養が転機となり、 退院明けのシェフの口から、


「キャンプへ行こう!」 


まさか、まさか、まさかの一言


私達は、

お酒・食・服・車・音楽・猫etc...

好きな事は沢山ありますが、  


虫苦手、

野外飯苦手、

The インドア派のシェフ、

今まででは絶対に有り得なかったこと。 『生きがいがある場所は不便の中』

    という言葉を聞いた事があります。

今の時代は、とても便利すぎる世の中。

どんなに便利なものを

手にしたとしても、 いつのまにか慣れてしまい、 感動は消えてしまう。 日常の中では、 なかなか自身の成長を自覚することは 

年齢を重ねる度に

少なくなっているような気がします。

初めはできなかったことが、

できるようになる。 


例えば、 テント設営に初めは

2時間かかったものが、

1時間半、1時間と短くなっていく。

強風に煽られ、テントが倒れ挫折を味わい、

設営の仕方を工夫するようになる。

暑さ寒さや天気の変化にも 柔軟に対応できるようにもなる。 


突然やってくる、 問題にどうやって解決するのか考え、 沢山の失敗を繰り返す。



世間体とか見栄とか ちっぽけなものは捨て、 周りの先輩キャンパーさんの

知恵をかり、見よう見まねで、

いろいろなことを覚えていく。

知らない事にワクワクし、

時間を忘れて夢中に遊んだ

子供の頃を思い出す。 


手間ひまが

かかればかかるほど、  達成感や満足感を生むのかもしれません。


私達の キャンプの最大の目的の一つは、 生活習慣の見直しでした。

 一日の中で朝起きてから夜眠るまで、 ボーっと何もせずに過ごす時間は、

とても少ないことにハッと気づき、

仕事を終えて帰宅してからも、

無意味に、

スマホやネット、SNSをダラダラ見て、 沢山の情報や声に惑わされ、 気にしなくてもいいはずのことを考え、

あっと言う間に時間が流れていく。


気持ちも何だかスッキリしないし、

あまり良い事ではないなぁ…

とずっと感じていました。


自然の中で過ごすときは、 余計な事は一切考えず、 スマホはほとんど見ません。 しなくてもいいことはしません。

コーヒーを1杯飲むにも、 忙しい仕事の合間の休憩コーヒーも 

もちろん格別だけど、


豆を挽き

お湯を沸かし、

ゆっくり香りを感じながら、

コーヒーを飲むことだけに

時間をつかう贅沢。 静まり返った無音の世界で、

ワインのコルクを

ポーンと開けてみる

パチパチと焚き火の音と、

ワインの注ぐ音だけが響き渡り、

ナチュラルなワインを

自然の中で味わう幸せ。



惰性ではなく、 今、目の前にある事に向き合い、 自分ために時間を使う。 自然の中で飲むコーヒーやお酒は、

いつもの何倍もの 

美味しさに感じます。 なんとなくではなく、 きちんと自分の時間が流れていく。


四季を感じ、

1日の時間の流れを感じる、

忘れがちだけど、きっと大切なこと。



私達にとってはキャンプをはじめてから

ひとつ、ひとつが、

少しだけ、

丁寧に、

ゆっくりと、

シンプルに、

生きられるようになった気がします。



極寒の雪中にも、

生きる術を学び、


私達の糧になる。



仕事ではエプロン。


OFFではヒートテック。


全ては健康があってこそ、 


食べれること、

動けることに感謝をし、

気分良く、


さぁ、次は、何処へ行こうか!